miletさんを紹介します
大昔に手作りでホームページ作りをしていたころがあり、それ以来チョコチョコ音楽レビューって書いたのですが、このウェブサイトになってからは初のレビューになります。
東京オリンピック閉会式、そして北京の冬季オリンピックの某国営放送テーマソングに起用され、またアニメやドラマの主題歌でもすでに界隈では有名な方だそうですが、私は全く受け取れていませんでした。
では、以下から紹介していきます。
miletさんとの出会い
ミレー、って読むんですね。
出会いと言っても、わざわざ書くほどのことも無いほど些細です。
Apple Musicのニューリリースのレコメンドがあって、「milet」って何て読み方するんだ?と気になったので、アーティストページに行ってみたらジャケ写が可愛かったので反射的に再生ボタンを押していた、という感じです。
最初に聞いたのは「Flare」という曲でした。
歌声を聞いて、「え?」ってなりました。
これ、みんなそう思わないんですかね?とにかくジャケット写真の御尊顔から想像していない歌声で、ジャケットアートとしてモデルさんか誰かが写っているのでは?と、一瞬疑いました。
次に聞いたのが「Fly High」。
この辺で、このかわいらしい顔の人が実際に歌っていることを理解し、そしてこの楽曲を冬季五輪の最中、ずっとテレビから流れていたことを思い出しました。
ビジュアルと声のギャップにやられた、と言えばそうなのですが、もっと惹きつけられたのが邦楽とか洋楽のボーダーをあっさりと超えるような、軽やかで違和感のない英語での歌唱でした。
2ndアルバム聞いてみた
2022年2月に出たばかりだという2ndアルバム「VISIONS」を聞いてみました。
高音域ではファルセットも交えながら伸びやか、低音域では口の中で声を響かせるような、「オウ」「ウア」のような発音が特徴的で、あらゆる楽曲で自分の声の特性を熟知したうえで歌唱しているな、という印象を受けました。
低音域の特徴は、英語歌詞の時にさらに顕著になるのですが、アデルの歌声に似ている、とも思いました。あるいは昔「Mercy」って曲でしか聞いたことないですが、ダフィーって女性歌手の歌声もイメージできました。
楽曲はヨーロッパ受けしそうな、クラブなどでかけたらゆらゆら気持ちよさそうなのが並んでいます。
カナダ留学経験があるそうで、その時に習得したのか元々堪能だったのかは知りませんが、無理して英語で歌っていますって感じがなくて、本当に日本語と英語の歌詞を境目を感じさせることなく行き来していて気持ちがいいです。
ちゃんと聞けばポジティブなメッセージを発していますし、独特の歌声が本当に耳を虜にするのですが、BGMとしてもひっかかりなくサラッと流せて、彼女を知って数日ですが、とても重宝しています。
良い音で聴きたいよね
他の音楽サービスのことがわからないのですが、この2ndアルバムはApple Digital Master、ロスレスとして収録されているので、適した出力をしたらさらに世界観に浸れるのではないでしょうか。
自分はMacからラインで昔なじみのステレオからまあまあの大音量で再生しましたが、それでも十分感動したので、最適なデバイスを選んだ時どんな感情になるのか、想像ができません。
milet。1stアルバムも聴いてみたいと思います。
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